R2年12月1日より院内調剤廃止のお知らせ

院内調剤廃止のお知らせ

当院では令和2年12月1日より院内調剤(病院でのお薬のお渡し)を廃止し、全ての患者様に院外処方せんを発行します。
お薬の受け取りは院外処方せんをご持参の上、院外調剤薬局をご利用ください。
なお、12月1日より現 駐車場敷地内院外調剤薬局開設される予定です。
処方せんは全国の院外調剤薬局で有効です。
利用する院外調剤薬局は患者様が自由に選ぶことができます。

お薬受け取りまでの流れ

お薬受け取りまでの流れ

院外調剤薬局での調剤にかかる待ち時間を短縮するため、ご希望の方には処方せんをご指定の院外薬局にFAXさせていただきます。

院内調剤の廃止にあたっては様々な利点や欠点が予想されます

政府は医薬分業(院外調剤薬局の利用)を推奨しており、全国平均で70%以上の処方せんが院外処方せんとなっています。
当院では特に処方薬に関する「安全性」と「選択肢」の拡がりが重要と考え、院内調剤を廃止し院外処方せんを発行することとしました。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

院外調剤薬局を利用していただく際の利点

  • 薬の専門家である薬剤師から、薬を適切に使用するための充分な説明を受けることができます。
  • 薬の専門家である薬剤師が医薬品を管理し、薬の相互作用や重複投与による副作用を未然に防止することで、安全性及び有効性の一層の確保が期待できます。
  • 調剤してもらう薬局は、患者様の自宅や職場の近くなどで、自由に選ぶことができます。
  • 当院での採用薬の種類に関係なく処方が可能となるため、処方できる薬の選択肢が広がります。後発医薬品(ジェネリック)にするか先発医薬品にするかも患者さんが自由に選択することができます。
  • 診察が済めば処方せんをお渡ししますので、診察後の院内での待ち時間を短縮する事ができ、自分の都合に合わせて薬局に処方せんをもっていき、薬を受け取ることができます。
    (処方箋せんの有効期間は発行日を含め4日以内(日曜・祝日も含む)です。)
  • 医師や当院スタッフが調剤以外の業務に専念しやすくなり、当院での医療サービスがより充実することが期待できます。

院外調剤薬局を利用していただく際の欠点

  • 調剤に関わる料金(処方箋料や調剤料など)が高くなります。
    (薬の種類や処方日数、健康保険の種類によって料金は異なります)
  • 医療機関と薬局の2カ所でのお会計が必要になります。

お薬のみの受診の際も、従来通り医師と面会していただいた後に院外処方せんをお渡しします。お身体の状態に変わりないか、お薬はきちんと飲めているかなどの確認が重要と考えているためです。これまで、薬の種類によっては医師との面会が不要な患者さんもおられましたが、12月1日からは原則全ての患者様に医師との面会をお願いします。
血圧手帳や検診・他院での検査結果も面会時に是非お見せください。また、面会時にお薬の変更があっても、院内での調剤のやり直しが不要となりますので、待ち時間の追加が発生しにくくなります。

PAGE TOP